「ぼたんこしょう」とはトウガラシの一種です。ピーマンよりも高い抗酸化活性を持ち、辛み成分のカプサイシン、ビタミンA、Cの他、豊富なミネラルやポリフェノール、ギャバが含まれています。
肉厚な果実の先端周辺には深い溝があり、複雑な形状が牡丹の花のように見えることから「ぼたんこしょう」と呼ばれるようになりました。
冷涼な気候を好み、標高800m以上の地域でないと辛くならず、また大きくもなりません。トウガラシのような辛さと、ピーマンのように果肉に甘みを持ち合わせているのが特徴です。
味噌と組み合わせた「ぼたんこしょうみそ」は独特の調味料として信州では人気です。料理にほんのりとした辛味と独特な香りを加えることで、味の深みを増します。
焼き物、炒め物、鍋物や麺類の薬味に。またはマヨネーズとあえてサラダにお使いください。