赤みその在庫がこんなに少ない理由🙇‍♀️

赤みその在庫がこんなに少ない理由🙇‍♀️

こんにちは、新田醸造です。

在庫がとても少ないため1ヶ月に販売できる量を制限して、お一人様おひとつまでのご注文をお願いしている「信州白樺印みそ オリジナル・赤」。

なぜこんなに在庫が少ないかというと、以前はそこまで人気の商品でなかったので元々の仕込み量がそんなに多くなかったので、

今年販売分を仕込んだ3年前にはそこまでたくさんの量を仕込んでいなかったという事情があります🙇‍♀️


新田醸造は長野県にあり、信州味噌は淡色の米味噌がメインなので、元々は色が濃くて熟成期間の長い赤みそは当初はつくっていなかったそうです。

しかし東海地方からいらっしゃるお客様に「赤みそはないのか?」とお問合せをいただくことがあったので、赤みそも作り始めました。

↓昔、観光バスでお客様がたくさんいらっしゃっていた時代の写真

※ちなみに「赤みそ」は色が赤ければ赤みそと呼べまして、厳密な定義がないみたいです😂

東海地方の「赤みそ」は豆味噌なんですが、うちのは米+大麦でつくっているので原材料が異なります🌾


そして3年熟成させて赤みそを製造・販売し始めたはいいものの、看板商品の信州白樺印みそと比べると全然人気がなく😂

少量を3,4年に一回のペースで製造して、それを数年かけて販売する、というような形だったそうです。

今では考えられませんが、以前は正直なところ「あまり売れないから作りすぎないようにしないと...」という感覚でした😂

2024年3月まではサイズは700gのみの販売・パッケージもこんな感じでだいぶレトロな感じでした😂

以前は「3年熟成の色の赤い味噌」というような説明しかしていなかったのですが、新田醸造全体で2024年4月にリブランディングを行い、

ロゴの変更や味噌のパッケージも一新しまして、そのタイミングで名称を「信州白樺印みそ 赤みそ」から「信州白樺印みそ オリジナル・赤」に変更。

パッケージも新しくしたとともに、料理家さんに協力していただき、この味噌がどんな味の説明なのか・どんなお料理に合うのかを言語化して、オリジナル・赤専用のレシピも徐々に開発しました👩‍🍳


そうしたらびっくり!これまでにないほどの人気商品になりまして、

元々製造量が少ないし、仕込んでから出来上がるまで3年かかるので供給量が追いつかず、現在の数量を限定しての販売方法に至る、という感じです😂


赤味噌の味は昔と変わっていないので、美味しそうな商品であることが伝わるように商品の見た目を整えてあげることと、

その商品の味が生きるお料理の仕方をきちんとお客様に提案することって大事なんだなぁ…と痛感したこの一年でした😂

そして今年販売しているオリジナル・赤は在庫が全部で350kgほどしかなく、次の赤味噌は木桶で1年仕込んだものを2年熟成させて2026年10月に販売予定です😭🙏

次回・年内最後のオリジナル・赤の販売予定は12/13(金)正午の予定になります🙇‍♀️
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